
最近は、さまざまな機能に特化した家電製品が増え、本当に便利になりましたよね。
しかし、その一方でリビングや寝室が家電製品に占領され、コンセントがこんがらがっている…なんて事態にはなっていませんか?
そこで今回は、その中の一台を観葉植物に変えてみましょうという提案です。
観葉植物と暮らすことで、どんなメリットがあるのか紹介してみますね。
観葉植物の効用
実は最近、観葉植物の持つさまざまな効用が注目されているんです。
中には、科学的に証明されているものもあるんですよ。
1.空気の浄化
ベンジャミン、カンノンチク、シンゴンニューム、ワーネッキなどは、お部屋の空気をキレイにする効果があります。
また、サンセベリア、アンスリュームなどはタバコの臭いを吸収します。
昔の喫茶店によく置いてあったのは、そういう理由からだったのかもしれません。
ほかにも空気をキレイにする観葉植物はたくさんあり、嬉しいことにシックハウス症候群の原因となる有害物質、ホルムアルデヒドやベンゼンを除去したり、ホコリなども浄化してくれるそうです。
お掃除の力強い味方でもあるみたいですね。
2.湿度調整
観葉植物は葉の部分から水分を蒸発するため、室内の湿度を快適に保ってくれます。
冷房による過剰な室温低下や空気の乾燥から、私たちの体を守ってくれるんですね。
特に大型のオーガスタなどは、葉の面積が大きいため蒸散作用が大きく部屋の加湿器として活躍してくれるので、リビングなどに最適ですよ。
3.目の疲れを回復
観葉植物のグリーンを見ることで、視覚疲労が回復されます。
“目が疲れたら緑を見ろ”…誰もが一度は言われたことのあるセリフではないでしょうか。
あの言葉も気休めではなく、このような根拠があったようです。
また、視覚疲労が回復することで緊張感が和らぐということが、とある実験で証明されています。
働く空間などに観葉植物を置くと、適度にリラックスが出来て作業効率が上がるかもしれません。
置き場所選び
当然ですが、観葉植物は生きています。
ここでは、各々の個性に合った置き場所のポイントをご紹介します。
1.背の高いもの
高さ160センチほどのパキラなどは、陽の当たるリビングの窓際に床置きしましょう。
熱帯性の植物なので日光を好みますし、カーテンの役目も果たしてくれます。
2.背の低いもの
高さ70センチほどのアレカヤシなどは、受け皿などに乗せテーブル置きしましょう。
反日蔭でも育つ植物は、テーブル置きに向いています。
部屋のワンポイントにもなりますね。
まとめ
いかがでしたか?
これまでは、観葉植物はオシャレなインテリア用品の一種…と位置付けていた方も多いのではないでしょうか?
観葉植物を部屋に置くと、季節感の演出や自然と触れ合うことの喜び、ストレス解消など、ほかにもたくさんのメリットがあります。
空気清浄機や加湿器と同じような効用もあるので、自ずと“おうち長持ち”にも役立ちますよね。
手始めにまずはひとつ、簡単に育てられるものから置いてみませんか?
お部屋の空気をキレイにする和紙についてはこちらの記事をご覧ください。