デング熱やジカ熱から身を守るために!蚊を家に入れない7つの方法

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厚生労働省によると、主な「蚊媒介感染症」には以下のようなものがあります。

  • デング熱
  • マラリア
  • 日本脳炎
  • ジカウイルス感染症(ジカ熱)

有名な感染症を3つ挙げました。

その他にもありますが、上記4つはいずれも死に至る危険性のある病気です。

これらの病名を確認すると、蚊に刺されることのリスクの高さが分かります。

まずはこれらのような、蚊が媒介する恐ろしい感染症について確認します。

1. デング熱

1-1. デング熱とはどんな病気?

2016年に、ブラジルのリオオリンピックの時に騒ぎになったので知っている方も多いと思われるこのデング熱。

しかしデング熱にかかるとどんなリスクがあるのかを理解している人は少ないかも知れません。

厚生労働省のホームページによると、デング熱は以下の説明があります。

デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患です。
デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に出現します。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
引用:http://www.mhlw.go.jp/

死に至る病とは、穏やかではないです。

何はともあれ、蚊に刺されないことが最大の予防策。

できるだけ蚊に刺されないように注意しましょう。

1-2. デング熱かも?と思ったら

厚生労働省から併せて以下の文面も引用しておきますので、確認してください。

蚊に刺されてから3~7日程度で高熱のほか、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られれば、デング熱の可能性もあります。また、デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。そのため、早めに医療機関を受診してください。
引用:http://www.mhlw.go.jp/

2. マラリア

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2-1. マラリアとはどんな病気?

教科書などで聞いたことはあっても、実態を知らない人がほとんどだと思われるこの「マラリア」。

過去の病気だと思って侮ってはいけません。

確かに熱帯や亜熱帯の地域が感染の中心ですが、そういった地域を旅行した方が国内に帰ってきて、蚊によって媒介されるというリスクも0ではありません。

国立感染症研究所から引用します。

熱帯熱マラリア原虫が感染した赤血球は、表面に種々の原虫由来物質を表出するので、細血管に富む臓器を中心に、血管内皮への血球の固着が多臓器不全を起こす。重症化すると脳症、腎症、肺水腫/ARDS、DIC様出血傾向、重症貧血、代謝性アシドーシス、低血糖、黒水熱(高度の血色素尿症)など種々の合併症を生じ、致死的となる。
引用:https://www.niid.go.jp/

言うまでもなくマラリアは死に至る非常に怖い病気です。

しかも有効なワクチンが未だに実用化されておらず、病原体によっては1年以上もはっきりとした症状が現れないこともあるのだとか。

そうなるとさらに感染が拡がるリスクも増えます。

蚊に刺されないようにすることでしっかり予防しましょう。

2-2. マラリアかも?と思ったら

種類によって多少違いますが、マラリアはクロロキンという薬を使うことが一般的なようです。

ただし、日本では手に入りにくい場合もあるので、そのときは市販されている他の薬が処方されます。

マラリアは近年、日本では毎年50件ほどの患者数が確認されています。

そのいずれも「輸入マラリア」と呼ばれるもので、マラリアの流行している地域から帰ってきた方がマラリアを持って帰ってくるというもの。

しかしマラリアは治療方法が確立されているため、早期治療さえできれば重症化したり命を落とすリスクは相当程度防げます。

もし少しでもマラリアかも、と疑う理由があれば、すぐに病院に行って、お医者さんに相談してください。

3. 日本脳炎

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3-1. 日本脳炎とはどんな病気?

日本脳炎って過去の病気では?そう思われるのも無理はありません。

最近では国内で年に10件程度しか報告されておらず、それほど身近には接することのない病気です。

しかし名前に「日本」が付くことからも分かるように、以前は日本で流行して大問題となりました。

1960年代までは年間1000名程度が罹患していたようです。

しかしワクチンの接種によって今では患者数は落ち着いています。

しかし、いくら数が少ないからと言っても蚊の媒介する恐ろしい病気であることに変わりはありません。

一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなってしまうといわれています。また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれています。
引用:http://www.mhlw.go.jp/

3-2. 日本脳炎かも?と思ったら

基本的には、ワクチンを摂取することで、ほとんど発症することはありません。

ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。
引用:http://www.mhlw.go.jp/

しかし、子どもやお年寄りなどの体力が低い人は致死率も上がるというので要注意です。

もし、急な発熱、頭痛、嘔吐や腹痛などの症状が続いたら、すぐに病院で先生に診てもらいましょう。

4. ジカウイルス感染症(ジカ熱)

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4-1. ジカウイルス感染症(ジカ熱)とはどんな病気?

ジカウイルス感染症は、一般的に「ジカ熱」と呼ばれます。

この病気も近年になって耳にすることが増えた印象がありますが、基本的には国内で感染した例はまだありません。

しかし蚊を媒介して感染する怖い病気です。

世界保健機関(WHO)からも、妊婦のジカウイルス流行地域への渡航の抑制を促す勧告を出しているほどです。

4-2. ジカウイルス感染症(ジカ熱)かも?と思ったら

ジカウイルス感染症はデング熱及びチクングニア熱と同様、蚊を介して感染します。また、ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあります。
海外の流行地域において、蚊に刺されてから数日後に、軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛等の症状が見られた場合は、医療機関を受診してください。
海外の流行地域へ出かける際は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。
引用:http://www.mhlw.go.jp/

厚生労働省のホームページにも以上のように書かれており、流行地域への渡航の禁止と蚊に刺されることの予防を促しています。

さらに、蚊以外にも性行為によって感染することも知られており、特に流行地域帰りのパートナーとの性行為は控えることが懸命かも知れません。

5. 蚊を家に入れない方法

それでは、これまで見てきたような恐ろしい感染症を媒介する蚊を、家に入れない方法を見ていきましょう。

5-1. 蚊取り線香

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昔ながらの方法ですが、蚊取り線香などの蚊取り器を玄関や軒先に設置するのは良い方法です。

ちなみにこの蚊取り線香、なぜ蚊を寄せ付けないのか知っていますか?

実は「除虫菊」というのが原料になっているのです。

この除虫菊が除虫効果を持っており、そのため蚊をはじめとして虫を撃退するというしくみです。

ただし、効果を発揮する時間に限りがあることと、屋外だと効果が拡散してしまうことから、これだけだと万能とは言えないので注意が必要です。

5-2. ボウフラの予防

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今では蚊の幼虫がボウフラだということをご存知の方も減ってきましたが、蚊は家の周りにある水溜りなどでボウフラから羽化して飛び立ちます。

つまり、ボウフラの時点で退治してしまえば、理論上蚊は発生しないわけです。

具体的には、放置しているバケツの水や、ちょっとした水溜りの水を捨ててしまうことで、ボウフラは死滅します。

羽化してしまっては厄介ですが、羽化する前ならカンタンなんです。

5-3. 庭にハーブを置く

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蚊は、匂いに敏感な虫です。

もし家の周りに蚊の嫌がる匂いを放つ植物を置いておけば、蚊は近寄りづらくなります。

例えば、バジルやレモングラスなどのハーブは、蚊が嫌がることで知られています。

蚊取り線香などに比べると多少効果は限定的ですが、やらないよりはマシです。

どうせハーブを育てるなら、自分の好みのハーブを植えて、楽しみながら蚊を撃退しましょう。

5-4. 戸締まり

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やはり戸締まりをしっかりしておくことは、蚊を家に入れないための基本です。

しかし、ちゃんと戸締まりしているつもりでもちょっとしたスキマなどから侵入される可能性もあります。

戸の開け閉めなどに注意して、蚊を物理的に侵入させないようにしましょう。

5-5. 庭の手入れ

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蚊は暗いところを好みます。

経験的にも、藪や繁みに行って蚊に刺されたという人は多いでしょう。

この繁みに潜む蚊の習性を逆手にとって、繁みを作らないとで蚊を寄せ付けない方法です。

ボウフラの退治やハーブの育成と合わせて、夏は庭の手入れに力を入れてみてはいかがでしょうか。

6. まとめ

蚊が媒介する感染症と、蚊を家に寄せ付けない方法を解説しましたが、いかがだったでしょうか?

家の中に蚊を100%入れないようにすることは不可能ですが、ここで取り上げた方法を組み合わせることで、かなりリスクを抑えることができるはずです。ぜひお試しください。

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