結局どっちがお得なの?賃貸住宅と持ち家 徹底比較

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結局どっちがお得なの?賃貸住宅と持ち家

賃貸住宅と持ち家。いったいどっちがお得なのかは永遠の問題です。

昔は圧倒的に持ち家のほうがメリットが高いと言われてきましたが、最近では固定資産税やメンテナンスにかかる費用を考えると賃貸のほうがメリットが高いという意見も増えています。

そこで今回のお家の長持ちレシピでは、賃貸住宅と持ち家のどっちがお得なのかを比較検討していきます。

賃貸住宅と持ち家 費用がかからないのはどっち?

最初に住宅の取得にかかる費用を比較します。

しかし一概に費用とは言っても、住宅の取得には設備や立地などに大きく左右されるのが現状です。

ここでは簡単に比較していくことにします。

住宅を購入するのにかかる費用

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持ち家は現金でも一括で購入でもできますが、現実的にはほとんどの方が住宅ローンを利用されていると思います。

ゼロ金利などという言葉があるように、最近は比較的金利が安い状態で推移しているので、現金で一括購入というよりも、ある程度の現金を残して金利の安いうちに住宅ローンを組むのが一般的です。

もちろん頭金として最初に数百万円を支払うのも否定はしませんが、そうすると固定資産税などの税金を支払う必要が生じ、月々の住宅ローンの支払い以外にも支払うものが増えてきます。

住宅ローン減税などの制度を利用して税金対策をしておきましょう。

賃貸住宅を取得するのにかかる費用

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賃貸住宅は、物件を契約する時に数カ月先までの前家賃と、礼金・敷金、仲介会社への手数料を支払います。

最近では礼金が1か月、もしくはなしというところも増えていますが、都心の新築物件ですと依然として数ヶ月の礼金を設定しているところが多く、最初に高額な費用がかかるのが一般的です。

そもそも礼金という制度は、江戸時代の地主が強かったころの慣習が残っているだけのものです。

現在の貸主と借主の関係を考えると撤廃されても良いのではと思いますが、コレについてはまた別のコラムで詳しく書くことにします。

加えて、1~2年毎にかかる更新料や不動産会社が指定する火災・地震保険に入る必要が生じます。

これについてはあまり知られていませんが、火災・地震保険は必ずしも指定する保険会社に加盟する必要はありません。

不動産会社が指定する保険と同等程度のものならば、自分で好きな保険会社を選べることもあります。

比較検討して安価なものに乗り換えても良いでしょう。

さらに賃貸住宅ですと、退去する時に部屋のクリーニング代や修繕費用を請求されることがあります。

この費用は部屋の状況や住んでいた年数によって借主と貸主のどちらかが支払うかが変わってきます。

退去時にトラブルになりやすいので、入居時にきちんと確認しておいた方が良いでしょう。

住宅取得にかかる費用まとめ

賃貸にしても持ち家にしても、最初に一括で頭金、もしくは各種手数料を多めに用意し、後は少しずつ支払っていくというのは同じです。

ただし持ち家ですと、住宅ローンを組まなければならないほどの多額の費用が発生するのは間違いありません。

それと比べると賃貸は、家賃にもよりますが、ローンを組まなければならないほど高額な予算が必要になることはあまりありません。

住宅を取得する時にかかる費用だけで考えると、賃貸住宅に分があるという結論になります。

賃貸住宅と持ち家 メリットが多いのはどっち?

結局どっちがお得なの?賃貸住宅と持ち家

次に、賃貸住宅と持ち家のメリットとデメリットを比較します。

住宅を購入したときのメリット

自由に設計できる

持ち家は建てるときに、間取りやデザインを自分の好みで設計できます。

もちろん賃貸でもある程度のデザインは選べますが、一から建てる持ち家に比べるとその自由度は比較になりません。

インフラを選べる

またデザインや間取りだけではなく、冷暖房方式や給湯の方法、電気・ガスなどの供給会社も自由に選べます(ガスは2017年4月に自由化解禁予定)。

屋根にソーラーパネルを設置して電気代を節約するといったことができるのも持ち家の大きな魅力です。

土地や建物が資産になる

そして何よりのメリットは、土地や建物が自分の資産になるということです。

一度建てた住宅は10年や20年で壊れるということはないので、子供や孫に残せる資産になります。

住宅を購入したときのデメリット

ただしメリットばかりとは限りません、当然ですがデメリットだって少なくありません。

簡単に引っ越せない

住宅を購入するということは少なくとも数十年間はその場所に住むことを想定しています。

そのため近隣住民とのトラブルや環境が変わったといった理由でも、簡単に引っ越しすることは出来ません。

メンテナンスの費用がかかる

また、数年、もしくは数十年ごとに定期的にメンテナンスを行わなければいけません。

基本的に持ち家ですとメンテナンスにかかる費用は持ち主が全て支払います。

キッチンやトイレなどの水廻りの修理や内装、外壁塗装に屋根の張り替え。

シロアリ対策にかかる費用も用意しておかなければいけません。

費用がかかるというのが持ち家のデメリットと言えるでしょう。

賃貸住宅のメリット

メンテナンスの費用がかからない

賃貸住宅では事前に設置されている水廻りや内装などの設備を、貸主負担で修繕するのが一般的です。

外壁や屋根が傷んだとしても貸主が負担をすることはありません。

毎月定額の家賃や保険料等さえ支払っていれば、それだけで住み続けられます。

ライフスタイルに合わせやすい

また、賃貸住宅ではライフスタイルの変化に合わせて気軽に引っ越しを繰り返しやすいこともメリットです。

職場が変わった、家族が増減したという理由はもちろん、住んでみたけどあまり環境が合わなかったという理由でも、少ない費用で住む場所の変更が可能です。

賃貸住宅のデメリット

しかしもちろんデメリットがないわけではありません。

土地や建物が資産にならない

賃貸住宅の最大のデメリットといえば、どれだけ家賃を払い続けても一生自分のものにはならないということでしょう。

貸主の意向や体外的な要因で引っ越しを迫られることもありますし、何より住み続ける限り一生家賃を払い続けなければいけません。

収入が確保されているうちは良いのですが、高齢になって支払いが苦しくなったときのことも考慮しておきましょう。

結局どっちがお得?賃貸住宅と持ち家

結局どっちがお得なの?賃貸住宅と持ち家

賃貸住宅と持ち家のメリットとデメリットを見ていきましたが、結局のところどちらのほうがお得なのでしょうか?

おうちの長持ちレシピの結論

一般的な結論で言うと、それぞれのライフスタイルに合わせて慎重に選択してくださいということになるとは思いますが、「おうちの長持ちレシピ」の結論としては、やはり今でも持ち家のほうにメリットがあるように思います。

住宅の持つ役割

なぜなら、住宅というのは単に住むためだけの場所ではなく、住宅一つ一つに家族の思い出が刻み込まれる場所だと考えるからです。

もちろん賃貸住宅でも、長く住み続けるのは可能ですが、結局は他人の物でしかないのでいずれ退去する時が来ます。

しかし、持ち家ですと自分たちが決断するまではいつまでも住み続けられますし、思い出だっていつまでも共有できます(持ち家でも対外的要因で住めなくなることもありますが…)。

最終的に資産になることも考慮すると、持ち家の取得をおすすめするというのが結論です。

早めにメンテナンスを行うこと

ただしデメリットの項で説明したように、持ち家は数年、数十年ごとに定期的なメンテナンスが必要です。

形があるものはいつか壊れてしまうもの。これはもう割りきって考える他ありません。

このメンテナンスにかかる費用を抑えるコツは早めに手を打つこと。

「まだメンテナンスを行わなくても大丈夫」

このように考えてメンテナンスを先延ばしにしていると、さらに深刻な被害を引き起こしてしまうだけです。

このブログを読んで、少しでも「おうちを長持ち」させていただければと思います。

メンテナンスに関しては、こちらの記事をご覧ください。

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