
子どもってすぐ落書きしちゃいますよね。
誰でも幼い頃やっていたと思うのですが、悪気のないちょっとした落書きならまだ微笑ましいものです。
しかし、油性マジックなどで落書きしていたらドキッとしちゃいますね。
敷金が戻ってこないどころかクリーニング代が請求されるのでは?と考えたり、簡単には消せないのでシミになったりと心配になりますよね。
子どもの落書きだからと言って済ませられないものもあります。
でも、そんな落書きは実はほぼ全てキレイに消すことが可能なんです!
今回は、消すのが大変な落書きをキレイに消す方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 水性ペンの落書きの消し方
インクがまだ乾いていない時は、水拭きだけでほぼ落ちるので、水性ペンの落書きが消せるかどうかは時間との勝負です。
もし少し汚れが残る場合は、いらなくなった歯ブラシに歯磨き粉をつけてこするとよりよく落とせます。
同じように、水性のペンだけじゃなく水性のボールペンも落ちますが、水をつけすぎて広がらせないように注意しましょう。
2. 油性ペン、油性マジックの落書きの消し方
水性インクならまだしも、油性インクは乾いたらなかなか落ちないので厄介ですね。
少し目を離したスキに子どもが油性ペンを持っていると…。
ドキッとする場面もある思います。
でも大丈夫です!油性インクを落とす方法はあるんです!
2-1. 油で落とす
水性インクは水で落とすのが基本です。
同じく、油性インクは油で落とすのが基本になります。
少し解説すると、水性インクの「水性」とは水に溶けるということなんです。
つまり 油性インクの「油性」とは油に溶けるということなんですね。
「目には目を、歯には歯を」ならぬ「水性インクには水を、油性インクには油を」とおぼえておきましょう!
油は基本的にはどのようなものでもOKです。
例えばサラダ油を落書き部分に塗り、その後にティッシュで拭き取るだけです。
一度では消えないので根気強く繰り返しましょう。
引用:https://www.youtube.com/
2-2. エタノールで落とす
油性インクで書かれた落書きは、意外にもエタノールで落とせるんです。
理由は、油性ペンがアルコールを原料の1つとして使用しているためだとか。
エタノールとはエチルアルコールのことで、いわゆる消毒用アルコールとしてドラッグストアにも置いています。
使い方は簡単です。
コットンやティッシュなどに染み込ませてから、落書きを押さえるを何度か繰り返すと、かなりきれいに落ちます。
ちなみに飲料用のアルコールでも落ちないことはないそうですが、もったいないし、ニオイや別の色が付いちゃうこともあるので注意です。
引用:https://www.youtube.com/
2-3. タバコの灰で落とす
以前テレビで紹介され、一気に認知度が上がった方法があります。
それが灰で落とすという方法です。
湿らせた布などに灰をつけてこするだけなんです。
理屈は、灰の細かい粒子が研磨剤の役目を果たし、また灰の炭酸カリウムという成分がインクの汚れを落とすからなんですね。
タバコが近くにない場合は、お線香や新聞紙の灰でも良いとのことです。
引用:https://www.youtube.com/
2-4. 重曹でこすり落とす
お掃除の色々な場面で活躍してくれる重曹。
重曹は研磨剤の役割をしてくれるので、湿らせたコットンやタオルに重曹をつけて、油性インクで書かれた落書きの箇所をこするだけです。
ただし、あまり力を込めてやりすぎると傷つけてしまう恐れもあるので注意が必要です。
2-5. 消しゴムで消す
ガラスやプラスティックなどの表面が滑らかで固い素材の場合に使える方法です。
消しゴムでこすり続けると消えていきますが、これも根気が必要です。
ただし完全には消えないこともあるようですので、その場合は他の方法と併用してみましょう。
2-6. クレンジングオイル
油性の化粧を落とすわけですから、当然油性ペンにも効果テキメンということですね!
クレンジングオイルをコットンやタオルに含ませて、落書き箇所を叩いてみましょう。
これも一度では消せませんが、何度もやっていく内に薄まっていくはずです。
これも根気強くやりましょう!
2-7. その他
ネットでよく見かけるのが「除光液」や「ラッカーシンナー」などの有機溶剤です。
どれも効果はあるそうですが、特に除光液やラッカーシンナーなどは子どもの手の届くところには置いてはいけません。
毒性の成分が入っている可能性もあるので、取り扱いには注意してください。
3. ボールペンの落書きの消し方
ボールペンもマジックペンも同じ方法で落とすことができます。
ですが、水性の場合と油性の場合で落とし方は異なりますので、上記の説明を参考にしてください。
4. 墨の落書きの消し方
墨汁の汚れは研磨剤で落とすのが効果的です。
例えば、研磨剤の入った歯磨き粉やクレンザー、重曹などを使用します。
やり方は簡単。それらを使わなくなった歯ブラシにつけてこするだけです。
ただし、この方法は生地を傷めてしまう危険性もあるので、落ちないからといってこすり過ぎないように注意してください。
しかも墨汁は時間が経てば経つほど落ちにくくなっていきます。
乾いてしまったら落とすのが困難になるので、スピードが命になります。
5. 鉛筆の落書きの消し方
墨や油性インクに比べ比較的楽に消すことができます。
まずは消しゴムで消してみてください。
消しゴムでは消しにくい場所やひどい汚れの場合は、クレンザーや重曹で軽くこするだけです。これだけでかなり落ちると思います。
6. クレヨンの落書きの消し方
クレヨンは鉛筆と違って油を含んでいるため、消しゴムやクレンザーでは落ちにくいのが難点です。
こんな時はクレンジングオイルなどを使うとよく落ちるので試してみてください。
これ以外でも油性の汚れを消す方法はあるので、油性ペン、油性マジックの落書きの消し方を参考にしてみてください。
7. まとめ
いかがでしたか?
参考になりましたでしょうか。
ここで書いたのは比較的手に入りやすい、家庭にあるもので落とす方法になります。
もちろん、市販の「らくがき消し」などを使うとより効果的で楽に消すことができると思います。
素材や環境などによって完全には落ちない場合は、その時はプロの方にお任せしましょう。
この記事を見て試したくなっても、わざと落書きしちゃダメですよ。